Difyの料金プラン|無料版の制限・クレジットの消費量・ProfessionalとTeamの違い

Difyの料金、無料プランとクレジットを紹介する記事のアイキャッチ

Difyの料金は、ブラウザで使う「Dify Cloud」と、自分のサーバーで動かす「セルフホスト」で仕組みが違います。Dify Cloudには無料のSandboxプランと、月59ドルからの有料プランがあります。

この記事では、Dify Cloudの各プランの料金と上限、無料プランでできること、AIの応答に使うクレジットの消費量、セルフホストと教育機関向けの料金を、公式の料金ページとドキュメントをもとに説明します。料金と上限は2026年10月時点の表示です。

  • Sandbox・Professional・Teamの料金と上限(月払い・年払い)
  • 無料のSandboxプランの制限と、クレジットを使い切ったときの対応
  • AIモデルごとのクレジットの消費量と、使える回数の計算例
  • セルフホスト(Community・Enterprise)と教育機関向けプランの料金、支払い・解約の方法

Dify自体の機能や始め方は「Difyとは?読み方・できること・料金・始め方」で紹介しています。

目次

Dify Cloudの料金プラン一覧

Dify Cloudには、無料のSandbox、有料のProfessionalとTeamの3つのプランがあります。料金はドル表示の税抜で、ユーザーごとではなくワークスペース(チームで共有する作業場所)ごとにかかります。

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項目SandboxProfessionalTeam
月払い無料月59ドル月159ドル
年払い無料年590ドル年1,590ドル
メッセージクレジット200(1回限り)月5,000月10,000
チームメンバー1名3名50名
作れるアプリ5個50個200個
ナレッジの文書数505001,000
ナレッジの保存容量50MB5GB20GB
ナレッジへのリクエスト1分あたり10回1分あたり100回1分あたり1,000回
トリガーイベント3,000月20,000無制限
1つのワークフローに置けるトリガー2個まで無制限無制限
ログの保存期間30日無制限無制限
Dify APIの呼び出し上限月5,000回レート制限なしレート制限なし
サポートコミュニティ・ヘルプドキュメント優先メールサポート優先メールサポート

「メッセージクレジット」は、Dify Cloudに用意されたAIモデルを使うたびに消費するポイントです。「トリガーイベント」は、決まった時刻や外部サービスからの通知をきっかけにワークフローを自動で動かした回数を指します。料金ページでは、Sandboxの欄だけクレジットとトリガーイベントに「/月」が付いていません。

Difyの年払いと月払いの違い

年払いにすると、月払いの12か月分より17%安くなります。料金ページの比較表では、年払いで安くなる金額はProfessionalが118ドル、Teamが318ドルと表示されています。

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プラン月払いの12か月分年払い差額
Professional708ドル590ドル118ドル
Team1,908ドル1,590ドル318ドル

表示価格は税抜で、税金は請求先の情報をもとに計算され、支払い画面や請求書に別途表示されます。料金や上限は変わることがあるため、申し込む前にDifyの料金ページで最新の内容を確認してください。

Difyの無料プラン(Sandbox)でできることと制限

Sandboxプランは、cloud.dify.aiで新しくアカウントを作ると最初に使えるプランです。公式の料金ページのFAQでは、メンバー数には上限があるものの、上限に達するまでは現在のバージョンのコア機能をすべて使えると案内されています。チャットボット、ワークフロー、ナレッジ(資料を検索して回答する機能)、Webアプリとしての公開、API連携は、無料プランでも試せます。

一方で、無料プランには次の制限があります。

  • クレジットは200の1回限り:公式のクイックスタートでは、Sandboxのクレジットは1回限りの付与で、毎月は更新されないと書かれています
  • 使えるのは1人だけ:チームメンバーは1名までなので、ほかの人と一緒にアプリを編集できません
  • アプリは5個まで:試作を重ねるときは、使わないアプリを削除して枠を空けます
  • ナレッジは50文書・50MBまで:社内のマニュアルを大量に読み込ませる用途には足りない場合があります
  • 確認できるログは直近30日分:利用状況を長く振り返りたい場合は有料プランが必要です

ナレッジの容量やアプリ数が上限に達すると、上位プランへのアップグレードが案内されます。

Difyのクレジットを使い切ったときの対応

クレジットを使い切ったあとも、プランを変えずにDifyを使い続けることはできます。その場合は、OpenAIやAnthropicなどAIモデルの提供元と契約してAPIキーを発行し、Difyの「モデルプロバイダー」に追加します。AIモデルの利用料は提供元から自分に請求され、Difyのクレジットは消費しません。

毎月決まった量のクレジットを使いたい場合や、メンバー・アプリの上限を増やしたい場合は、ProfessionalかTeamに切り替えます。

無料プランでアプリを作る手順は「Difyの使い方」、アカウントの作り方は「Difyのログイン方法」で説明しています。

Difyのメッセージクレジットの消費量

クレジットは、AIモデルを1回呼び出す(入力を送り、応答を受け取る)たびに消費します。1回に消費する数はモデルごとに決まっていて、文章の長さでは変わりません。公式のドキュメントでは、1回のモデル呼び出しは長さに関係なく1回として数えると説明されています。

料金ページのFAQに載っている消費量のうち、主なモデルは次のとおりです(2026年10月時点)。

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提供元モデル1回の消費量
OpenAIgpt-5-mini1クレジット
OpenAIgpt-55クレジット
OpenAIgpt-5.525クレジット
AnthropicClaude Haiku 4.55クレジット
AnthropicClaude Sonnet 4.610クレジット
AnthropicClaude Opus 4.720クレジット
GoogleGemini 2.5 Flash1クレジット
GoogleGemini 3.1 Pro-Preview10クレジット

このほか、xAIのGrokやAlibabaのQwenのモデルも一覧に載っています。一覧には、ナレッジの検索に使う埋め込みモデル(text-embedding-3-smallなど)や、音声の文字起こしのモデルも含まれています。なお、費用の大きい一部のモデルはクレジットでは使えず、自分のAPIキーが必要です。

Difyのクレジットで使える回数の計算例

上の消費量をもとに、各プランのクレジットでAIモデルを何回呼び出せるかを計算すると、次のようになります。

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モデル(1回の消費量)Sandbox(200)Professional(月5,000)Team(月10,000)
gpt-5-mini・Gemini 2.5 Flash(1)200回月5,000回月10,000回
gpt-5・Claude Haiku 4.5(5)40回月1,000回月2,000回
Claude Sonnet 4.6・Gemini 3.1 Pro-Preview(10)20回月500回月1,000回
Claude Opus 4.7(20)10回月250回月500回
gpt-5.5(25)8回月200回月400回

この回数は、ユーザーの質問の回数ではなく、AIモデルを呼び出す回数です。たとえば、1回の質問で「質問の内容を分類する」「回答を作る」と2回モデルを呼び出すワークフローでは、質問1回につき2回分のクレジットを消費します。無料プランで試すときは、消費量の少ないモデルを選ぶと、試せる回数が多くなります。

自分のAPIキーを使う場合の費用

自分のAPIキーを追加したモデルは、Difyのクレジットではなく、AIモデルの提供元の料金で使います。Dify Cloudで有料プランを使っている場合は、Difyの月額料金とは別に、提供元の利用料がかかります。クレジットとAPIキーは併用でき、どちらを先に使うかも設定できます。

DifyのProfessionalとTeamの違い

ProfessionalとTeamは、使える機能の種類はほぼ同じで、主に人数と量の上限が違います。

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項目ProfessionalTeam
想定する利用者個人開発者や小規模なチーム共同作業や多くの処理が必要な中規模のチーム
チームメンバー3名50名
アプリ50個200個
クレジット月5,000月10,000
ナレッジ500文書・5GB1,000文書・20GB
トリガーイベント月20,000無制限
文書の処理・ワークフローの実行優先最優先

アプリを一緒に編集する人が3名までならProfessional、4名以上ならTeamが候補です。料金ページのFAQによると、Professionalのナレッジの容量やメンバー枠だけを追加で購入することはできず、上限に達した場合は上位プランへのアップグレードが案内されています。Teamでも足りない場合は、Difyのサポートへの問い合わせが案内されています。

Difyのセルフホスト(Community・Enterprise)の料金

自分のサーバーやパソコンでDifyを動かすセルフホストには、無料のCommunityと、料金が個別見積もりのEnterpriseがあります。

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項目CommunityEnterprise
料金無料個別見積もり(営業担当に問い合わせ)
主な内容GitHubで公開されているコア機能。ワークスペースは1つ複数のワークスペースの管理、SSO(社内のアカウントでのログイン)、商用ライセンス、Difyパートナーによるサポート
ログの保存期間30日無制限
サポートGitHubのコミュニティ標準の技術サポート、有料の1対1サポート

CommunityはGitHubから無料で入手でき、ライセンスキーも不要です。ただし、Difyを動かすサーバーの費用や、有料のAIモデルを使う費用は自分で負担します。公式ドキュメントでは、Docker Composeで動かす場合の最小要件をCPU 2コア以上・メモリ4GiB以上としています。

料金ページでは、Communityは「オープンソース愛好者、個人開発者、非商業プロジェクト向け」と案内されています。一方、ライセンスの本文では商用利用が認められていて、開発元の商用ライセンスが必要になるのは、複数のワークスペースを分けて提供する場合と、ロゴ・著作権表示を削除・変更する場合です。条件の詳細は「Difyとは?」の「商用利用とライセンスの条件」で説明しています。

Enterpriseの料金ページのFAQでは、条件を満たすオープンソースのプロジェクト、教育機関、NGO向けに特別料金があると案内されています。対象の条件と割引の内容は、問い合わせで確認します。

セルフホストの導入手順と必要な環境は「Difyのセルフホスト方法」で説明しています。

学生・教員向けのDify for Education

Dify Cloudには、学生・教員・学校の職員向けの「Dify for Education」があります。公式ドキュメントによると、所属を確認できると、Professionalの年払いプランを1年間無料で使えます。

  • 対象:18歳以上で、教育機関に在学中の学生、または教員・職員として勤務している人
  • 必要なもの:学校から発行されたメールアドレスで登録したDifyのアカウント。個人のメールアドレスや卒業生用のアドレスは対象外です
  • 申し込み方法:「設定」→「請求」の「Get Education Verified」から学校名と立場を入力し、確認が通ったら、使うワークスペースを選んで割引を適用します
  • クレジット:Professionalの機能と上限を使えますが、クレジットだけはSandboxと同じ200の1回限りです。使い切ったあとは自分のAPIキーを使います
  • 期間:対象はProfessionalの年払いプランだけで、1回の確認で1つのワークスペースに使えます。毎年、所属の再確認が必要です

Difyの支払い・プラン変更・解約の方法

Dify Cloudの支払いは、ワークスペースのオーナーと管理者だけが「設定」→「請求」から管理できます。プランの変更と解約の扱いは、公式ドキュメントで次のように説明されています。

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操作方法反映されるタイミング
アップグレード「設定」→「請求」で上位プランを選ぶ今の請求期間の残りの差額を支払うと、すぐに反映
ダウングレード請求の管理画面(Stripe)で下位プランを選ぶ次の請求期間から。それまでは今のプランを使える
解約「請求とサブスクリプションを管理」から解約する支払い済みの期間が終わると、無料のSandboxプランに戻る
支払い方法の変更請求の管理画面(Stripe)で変更する—

請求書と領収書も「設定」→「請求」の「請求とサブスクリプションを管理」から確認・ダウンロードできます。銀行振込による請求書払いは、2026年10月時点ではまだ使えません(下のよくある質問で説明します)。

Difyの料金に関するよくある質問

Difyは無料でずっと使えますか?

Dify CloudのSandboxプランは無料のプランです。ただし、クレジットは200の1回限りなので、使い切ったあとは自分のAPIキーを追加して、AIモデルの提供元の料金で使います。セルフホストのCommunityも無料ですが、サーバーの費用は自分で負担します。

Difyの料金はユーザー1人ごとにかかりますか?

Dify Cloudの料金はワークスペースごとにかかります。たとえばProfessionalは、月59ドルで3名までのメンバーが同じワークスペースを使えます。メンバーが増えても、上限の3名までは料金は変わりません。

Difyは法人の請求書払いに対応していますか?

2026年10月時点では対応していません。料金ページのFAQでは、銀行振込による請求書払いを検討中で、検討中の案ではTeamプランの年払いだけが対象と案内されています。請求書はLangGenius, Inc.が発行し、米国外からの支払いは海外送金になり、手数料は利用者の負担になるとされています。

DifyとCopilot Studioの料金はどう違いますか?

Microsoft Copilot Studioとの役割や料金の違いは「DifyとCopilotの連携方法は?」で紹介しています。

n8nとZapierの料金の数え方は「n8nの料金プラン」と「Zapierの料金プラン」で説明しています。

まとめ

Dify Cloudの料金は、無料のSandbox、月59ドルのProfessional、月159ドルのTeamの3つです(2026年10月時点、税抜、ワークスペースごと)。

  • 年払いは17%安く、Professionalは年590ドル、Teamは年1,590ドル
  • 無料プランのクレジットは200の1回限り。使い切ったら自分のAPIキーか有料プランを使う
  • クレジットの消費量はモデルごとに1〜25。質問の回数ではなく、モデルを呼び出した回数で数える
  • メンバーが3名まではProfessional、4名以上ならTeamが候補
  • セルフホストのCommunityは無料。Enterpriseは個別見積もり

まずはSandboxプランで、消費量の少ないモデルを使って小さなアプリを作ってみてください。クレジットやメンバーなど、足りなくなった上限に合わせて、有料プランにするか、自分のAPIキーを追加するかを選びます。

Dify・n8n・Zapierの違いと料金の数え方は「AI自動化ツールの選び方」で比べています。

この記事を書いた人

AI-Riseの企画・編集を担当。日常業務のあらゆる場面でAIをフル活用。AIツールの活用や業務自動化をテーマに、使い方・選び方・利用時の注意点をわかりやすく紹介しています。公式情報と実際の活用経験をもとに、便利な点だけでなく、費用や手間、できることの範囲も整理。仕事や日々の作業に合うツール選びをお手伝いします。

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