n8nの料金プラン|無料で使う方法・StarterとProの違い・実行回数の上限

n8nの料金。Cloud・セルフホストを紹介する記事のアイキャッチ

n8nの料金は、ブラウザで使う「n8n Cloud」と、自分のサーバーで動かす「セルフホスト」で仕組みが違います。n8n Cloudは年払いで月20ユーロのStarterからで、セルフホストのCommunity Editionは無料で使えます。

この記事では、n8nの各プランの料金と上限、月払いと年払いの違い、料金のもとになる実行回数の数え方、無料トライアルの条件、セルフホストの費用、支払い・解約の方法を、公式の料金ページ・ドキュメント・利用規約をもとに説明します。料金と上限は2026年10月時点の表示です。

  • Starter・Pro・Business・Enterpriseの料金と上限(月払い・年払い)
  • 実行回数の数え方と、上限に達したときの扱い
  • 無料トライアルの条件と、セルフホストで無料で使う方法
  • AI機能のクレジット、支払い・解約の方法

n8n自体の機能や読み方は「n8nとは?」で説明しています。

目次

n8nの料金プラン一覧

n8nの有料プランは、Starter・Pro・Business・Enterpriseの4つです。料金はユーロ表示の税抜で、ユーザー数やワークフローの数ではなく、毎月のワークフローの実行回数で決まります。料金ページでは、すべてのプランでユーザー数・ワークフロー数が無制限で、すべての連携機能を使えると案内されています。

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項目StarterProBusinessEnterprise
使い方CloudCloudセルフホストのみCloud・セルフホスト
年払い(月あたり)20ユーロ50ユーロ(10,000回)
120ユーロ(50,000回)
667ユーロ〜個別見積もり
月払い月24ユーロ月60ユーロ(10,000回)
月144ユーロ(50,000回)
月800ユーロ〜個別見積もり
実行回数(月)2,500回10,000回または50,000回40,000回〜個別に設定
共有プロジェクト1つ3つ6つ無制限
同時に動かせる実行520または50—200以上
Assistantのクレジット(月)1,6004,000または9,600プレビュー版を利用可要望に応じて
主な追加機能AIエージェント・MCP・AIのノード管理者の権限、7日分の利用状況の分析、ワークフローの履歴SSO・LDAP、複数の環境、Gitでのバージョン管理ログの外部送信、専用サポート(SLA付き)
サポートフォーラムフォーラムフォーラム専用サポート

「共有プロジェクト」は、ワークフローや認証情報をメンバーで共有するための単位です。Proの料金は、実行回数の枠(10,000回か50,000回)で変わります。Businessも、実行回数の枠を40,000回より多くすると料金が上がります。表の「—」は、料金ページに記載が無い項目です。

n8nの年払いと月払いの違い

料金ページでは、年払いにすると17%安くなると表示されています。月払いの12か月分と、年払いの月あたりの料金の12か月分を比べると、次のとおりです。

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プラン月払いの12か月分年払いの12か月分差額
Starter288ユーロ240ユーロ48ユーロ
Pro(10,000回)720ユーロ600ユーロ120ユーロ
Pro(50,000回)1,728ユーロ1,440ユーロ288ユーロ
Business(40,000回)9,600ユーロ8,004ユーロ1,596ユーロ

この表の金額は、料金ページの月あたりの表示に12を掛けて計算したものです。実際の請求額には税金がかかり、日本円で支払う場合の金額は為替レートによって変わります。料金や上限は変わることがあるため、申し込む前にn8nの料金ページで最新の内容を確認してください。

n8nの実行回数(execution)の数え方

n8nの「実行」は、ワークフローを1回動かすことを指します。料金ページでは、ワークフローの途中の処理の数(ステップ数)や扱うデータの量に関係なく、1回の実行は1回と数えると説明されています。

起動・取得・加工・保存を含むワークフロー全体を1実行として数えるn8nの課金単位
n8nは処理の部品ごとではなく、本番のワークフロー実行を単位に数えます。

公式ドキュメントによると、回数に含まれるのは、トリガー・スケジュールなどで自動的に動いた本番の実行だけです。次の実行は回数に含まれません。

  • 手動の実行:作成中に画面からテストで動かした分
  • サブワークフローの実行:あるワークフローから別のワークフローを呼び出した場合は、呼び出した側の1回だけを数える
  • エラーワークフローの実行:エラーが起きたときに動くように設定したワークフローの分

n8nで必要な実行回数の見積もり方

料金ページのFAQでは、必要な実行回数を次のように見積もる方法が紹介されています。

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ワークフローの種類見積もり方1か月の実行回数の例
毎日1回動くスケジュールが動く回数を数える30〜31回
5分ごとに動くスケジュールが動く回数を数える約8,600〜8,900回
Webhookで動くきっかけになる出来事(フォームの送信など)が1日に起きる回数1日の回数×日数
チャットボット会話の数×1回の会話のメッセージ数利用者の数と使い方による

たとえば、5分ごとに動くワークフローを1本動かすと、月2,500回のStarterでは足りず、月10,000回のProが必要です。同じワークフローを2本動かすと、Proの10,000回も超えます。数分おきに動かす処理は、間隔を長くできないかも合わせて検討します。

n8nの実行回数の上限に達したとき

上限に達したときの扱いは、プランによって違います。

  • Starter・Pro:料金ページでは上限あり(Capped)で、超過料金はかからないと表示されています。利用規約では、上限のあるプランでは上限を超えて利用できないとされています
  • Business:上限を超えてもワークフローは止まらず動き続けますが、上位の枠に切り替えない場合は超過料金がかかることがあります。超過分の単価と適用条件は、契約時の表示や営業担当への確認が必要です
  • Enterprise:超過料金は契約ごとに決まります

使った実行回数は、n8nの「Insights」の画面で確認できます。Businessでは、毎週、実行回数をまとめたメールが届きます。

n8nのStarterとProの違い

n8n Cloudで選べるのは、StarterとProの2つです(Enterpriseを除く)。料金ページでは、Starterは最初のワークフローやエージェントを作って動かす人向け、Proは本番で自動化を動かす個人や小規模なチーム向けと案内されています。

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項目StarterPro
実行回数(月)2,500回10,000回または50,000回
1回の実行の最長時間5分40分
同時に動かせる実行520または50
保存される実行の記録2,500件・2.5GBまで、7日間25,000件・25GBまで、30日間
ワークフローの履歴(前のバージョンに戻せる期間)1日5日
共有プロジェクト1つ3つ
管理者・編集者の権限プロジェクトの管理者のみプロジェクトの編集者、インスタンスの管理者も設定できる
利用状況の分析(Insights)概要の表示のみワークフローごとの数値と推移を表示(7〜14日分)
グローバル変数・実行データの検索なしあり

Starterは1回の実行が5分までなので、時間のかかる処理を含むワークフローでは足りない場合があります。また、Starterで保存される実行の記録は7日間なので、エラーの原因を後から調べたい場合はProのほうが記録を長く残せます。料金ページによると、保存される記録が上限に達すると古いものから削除されますが、ワークフローの実行は止まりません。

n8n Cloudの無料トライアルの条件

n8n Cloudには無料のプランは無く、代わりに無料トライアルがあります。公式ドキュメントによると、トライアルの期間は14日間で、Proプランの機能を試せます。料金ページでは、クレジットカードの登録は不要と案内されています。

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項目無料トライアルの条件
期間14日間
実行回数1,000回まで
同時に動かせる実行5
1回の実行の最長時間180秒
共有プロジェクト1つ
AI機能のクレジットAssistantのクレジット800、AIのクレジット100(トライアルの終了で失効)
使えない機能管理者の権限、プロジェクトの編集者の権限、ワークフローの名前付きバージョンと差分の表示、n8nの公開API
クレジットカード不要

公式ドキュメントでは、トライアルは期間の終わりに自動で終了し、料金はかからないため、解約の手続きは不要と説明されています。トライアルが終わるとn8n Cloudの環境は削除され、終了後90日間はワークフローをダウンロードできます。続けて使う場合は、トライアル中に画面の「Upgrade plan」から月払いか年払いを選んで、有料プランに切り替えます。

なお、Businessプランにも14日間の無料トライアルがありますが、こちらはクレジットカードの登録が必要です。

トライアルで最初のワークフローを作る手順は「n8nの使い方」で説明しています。

n8nを無料で使う方法(セルフホストのCommunity Edition)

n8nを無料で使い続けたい場合は、自分のサーバーやパソコンで動かすセルフホストのCommunity Editionを使います。Community Editionは、GitHubで公開されていて、ライセンスキーなしで動きます。公式ドキュメントでは、Community Editionはほぼすべての機能を使えると説明されています。

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種類料金内容
Community無料ライセンスキーなしで動く。下の一部の機能は使えない
Registered Community無料メールアドレスを登録して無料のライセンスキーを受け取ると、フォルダー、エディターでのデバッグ、実行データへの独自の項目の追加が使える
Business・Enterprise有料契約するとライセンスキーが届き、自分のn8nに適用して有料の機能を使う

公式ドキュメントで、Community Editionに含まれないとされている主な機能は次のとおりです。

  • ワークフロー・認証情報の共有と、プロジェクトの機能
  • SSO(SAML・LDAP)
  • 複数の環境、Gitでのバージョン管理
  • 独自の変数、外部のシークレット管理、外部のストレージへのファイルの保存
  • ログの外部送信、複数のメインインスタンスでの運用

セルフホストで、チームでワークフローや認証情報を共有したい場合や、SSOを使いたい場合は、BusinessかEnterpriseのライセンスが必要になります。

n8nのセルフホストでかかる費用

Community Editionのソフトウェアは無料ですが、次の費用や作業は自分で負担します。

  • サーバーの費用:VPSやクラウドサービスでn8nを動かす場合の月額料金
  • AIモデルの利用料:OpenAIやAnthropicなどのモデルを使う場合、それぞれの提供元にAPIの利用料を支払う
  • 保守の作業:公式ドキュメントでは、セルフホストの保守は利用者の責任とされています。n8nの更新、バックアップ、動いているかの監視を自分で行います

また、セルフホストのn8nは「Sustainable Use License」というライセンスで提供されています。自社の社内業務や個人での利用には使えますが、顧客がワークフローを作れるサービスとしてn8nを提供することは認められていません。

セルフホストの手順と必要な環境は「n8nのセルフホスト手順」で説明しています。

n8nのBusinessとEnterpriseの料金

Businessは、料金ページで従業員100人未満の会社向けと案内されているプランです。2026年10月時点ではセルフホストのみで提供されていて、n8n Cloudでの提供は順番待ちの受付をしています。

  • 料金:年払いで月667ユーロ、月払いで月800ユーロ(40,000回の場合)
  • 主な機能:共有プロジェクト6つ、SSO・LDAP、複数の環境、Gitでのバージョン管理、処理を複数のサーバーに分けるキューモード
  • 使い始め方:支払いが済むとライセンスキーがメールで届き、自分のn8nに適用する。ライセンスキーは複数のn8nに適用でき、合計の実行回数が上限の対象になる
  • サポート:料金ページでは利用者が自分で運用するプランとされ、サポートはフォーラムのみ

料金ページのFAQでは、BusinessやEnterpriseのライセンスキーは、有効な状態を保つために毎日n8nのライセンスサーバーに接続し、その際に本番の実行回数などのデータを送ると説明されています。

従業員20人未満の会社は、条件を満たすとStart-up Planとして、Businessを50%引きで使えます。対象になるかは、料金ページから案内されているStart-up Planのページで確認します。

Enterpriseは、厳しいセキュリティや管理の要件がある組織向けのプランで、料金は営業担当への問い合わせで決まります。n8n Cloudとセルフホストのどちらでも使え、ログの外部送信、外部のシークレット管理、365日分の利用状況の分析、SLA付きの専用サポートなどが含まれます。

n8nのAI機能のクレジット

n8n Cloudには、ワークフローの実行回数とは別に、AI機能に使う2種類のクレジットがあります。

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項目AssistantのクレジットGatewayのクレジット
使い道チャットでワークフローの作成・編集を手伝う「n8n Assistant」(プレビュー版)自分のAPIキーを用意せずに、OpenAI・Anthropic・GoogleなどのAIモデルや、Web検索などのツールを使う
含まれる量Starterは月1,600、Proは月4,000または9,600前払いの残高から差し引く。新しいアカウントには少額の無料分がある
使えるプランEnterprise以外のn8n CloudのプランStarterとPro

Assistantのクレジットは毎月補充され、使わなかった分は翌月に繰り越せません。公式ドキュメントによると、有料プランでは追加のクレジットを購入でき、追加分は購入から12か月で失効するまで繰り越せます。クレジットを使い切るとn8n Assistantは使えなくなりますが、ワークフローの実行には影響しません。完成したワークフローを動かすときは、Assistantのクレジットは消費しません。

自分のAPIキーをn8nに登録してAIモデルを使う場合は、n8nのクレジットではなく、AIモデルの提供元からAPIの利用料が請求されます。

n8nの支払い・解約の方法

n8n Cloudの支払いとプランの管理は、n8n Cloudの管理画面(Cloud console)の「Billing」で行います。公式ドキュメントでは、この画面で今のプランの確認、プランの変更・解約、支払い方法の変更、取引履歴の確認ができると説明されています。

n8nの有料プランの利用規約(Self-Serve Terms、2026年10月26日更新)と料金ページのFAQでは、支払いと解約について次のように定められています。

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項目内容
税金表示価格に税金は含まれない
支払いのタイミング前払い。月払いは毎月の初めに支払う
更新解約しない限り自動で更新される
解約月払いはいつでも解約でき、今の請求期間の終わりに終了する。年払いは契約期間の終わりに終了する
返金月払い・年払いとも返金なし。期間の途中で解約しても日割りの返金はない
値上げ料金が変わる場合は、通知の後の次の更新から適用される
請求書払い・銀行振込Businessの年払いとEnterpriseのみ
解約後のデータアカウントを削除したとき、または利用停止から100日以内に削除される

解約する前に、必要なワークフローはダウンロードして保存しておきます。n8n Cloudの管理画面には、バックアップからワークフローをダウンロードする機能があります。

n8nの料金に関するよくある質問

n8nは無料で使えますか?

セルフホストのCommunity Editionは無料で使えます。ただし、サーバーの費用やAIモデルの利用料は自分で負担します。n8n Cloudには無料のプランは無く、14日間の無料トライアルの後は、StarterかProの有料プランが必要です。

n8nの料金はユーザー数で変わりますか?

変わりません。料金ページでは、すべてのプランでユーザー数が無制限と案内されています。料金が変わるのは実行回数の枠で、チームで使う場合は共有プロジェクトの数や権限の機能がプランによって違います。

セルフホストでも料金がかかることはありますか?

Community Editionを使う場合、n8nへの料金はかかりません。SSOやGitでのバージョン管理などの機能を使うためにBusinessやEnterpriseを契約すると、セルフホストでも実行回数に応じた料金がかかります。料金ページのFAQでは、料金はn8nの運営費用ではなく、利用者にとっての価値をもとに決めていると説明されています。

n8nのデータはどこに保存されますか?

料金ページのFAQによると、n8n Cloudのデータは、EU(ドイツ・フランクフルト)のサーバーに保存されます。セルフホストの場合は、自分がn8nを動かしているサーバーに保存されます。

DifyやZapierとは料金の数え方が違いますか?

違います。n8nはワークフローの実行回数で数え、途中のステップ数は関係ありません。Zapierは料金ページで、処理が1つ完了するごとに1タスクとして数えると説明しています。Dify Cloudはワークスペースごとの月額料金で、AIモデルの利用をクレジットで数えます。Difyの料金の仕組みは「Difyとは?読み方・できること・料金・始め方」で紹介しています。

Difyのクレジットと、Zapierのタスクの詳しい数え方は「Difyの料金プラン」と「Zapierの料金プラン」で説明しています。

まとめ

n8n Cloudの料金は、年払いで月20ユーロのStarter、月50ユーロからのProの2つです(2026年10月時点、税抜)。セルフホスト向けにBusinessとEnterpriseがあり、Community Editionは無料で使えます。

  • 月払いはStarterが月24ユーロ、Proが月60ユーロから。年払いは17%安い
  • 料金は実行回数で決まり、ユーザー数・ワークフロー数は無制限。ステップ数やテストの実行は回数に含まれない
  • StarterとProは上限を超えて利用できず、超過料金もかからない。5分ごとに動く処理は月約8,600〜8,900回になる
  • 無料トライアルは14日間・1,000回まで。クレジットカードは不要
  • セルフホストのCommunity Editionは無料だが、サーバーの費用と保守は自分で負担する

まずは無料トライアルで作りたいワークフローを動かし、1か月に必要な実行回数を見積もってみてください。その回数と、サーバーの管理をどこまで自分で行うかに合わせて、n8n Cloudの有料プランにするか、セルフホストにするかを選びます。

Dify・n8n・Zapierの違いと料金の数え方は「AI自動化ツールの選び方」で比べています。

この記事を書いた人

AI-Riseの企画・編集を担当。日常業務のあらゆる場面でAIをフル活用。AIツールの活用や業務自動化をテーマに、使い方・選び方・利用時の注意点をわかりやすく紹介しています。公式情報と実際の活用経験をもとに、便利な点だけでなく、費用や手間、できることの範囲も整理。仕事や日々の作業に合うツール選びをお手伝いします。

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